新型のセットは大変です!

今日も朝から湖上の人の店主です。

昨日にブログでアップした、「プロップは重要です。」に多くの

アクセス頂きありがとうございました。

また、お電話・コメントなどで「ご相談」も多く頂きました。

私の知識として、「企業秘密」にしたいところも山々ですが、

今回は「新型のバスボート」「国内で初のバスボート」を、

この秋から2艇セットアップしている中で、お困りのユーザーも

多いだろうと思って、少し記事にしてみました。

この連日浮かんで、明日も時間を取ってチェック予定ですが、

今回のバスボートは??

お気づきだと思いますが、「BassCat LYNX バスキャットリンクス」
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9月にシェイクダウンさせた「パンテラクラシック」のテストの際に、非常に好感触だった、「Mercury FURY4」をYAMAHA SHO275にマッチング出来ないか?
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これが、今回の一番の仕事になっています。

純粋に3ブレードプロップをセットして、TOPスピードを128km/hに持っていくのは、油圧ジャックプレートをセットした、このリンクスでは、簡単に出来上がる。

いかに、乗船定員を多く載せて、ガソリンフルでも、気持ち良く走り、燃費などの効率も良くセットできないか?

そんな想いで、連日テストを繰り返しています。

この二日間で、試したプロップは3種類。

結論から言えば、TURBO PROP FXP 26Pが軽い状態では、乗り手は選ぶが、非常に船体も浮き面白い味付けになります。
(実際のデータ)
LYNX26P3

 

 

 

 

 

このデータだけが、すべてではなく「油圧ジャック」によるエンジンハイト位置で有ったり、トリム角度なども重要な役割を果たしているので、この辺は「企業秘密」とさせて下さい。

やはり3ブレードプロップの良さが存分に出た、面白い走り。
スリップ率も少なく、これぞ「バスボート」言えるセッティングになります。

次は、「Mercury FURY4 25P」
LYNX25P4

 

 

 

 

 

悪くは無い・・・ただ、ピッチを落とした割に、船体の浮きが甘い。
そう感じたのは、私だけでは無く、わざわざ時間を取って頂いた、「杉戸船長」も同じ様に感じていたようですね。
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多くのゲストを載せる、セッティングとしては、この25P・4ブレードプロップも有りかなぁ?
ただ、面白く無い・・・(笑)
本当に荒れた湖面を走るなら、エンジンを一番下げた状態で走れる、このセッティングは一つの選択肢としては、この段階では残されていましたが、4ブレードは無しか?とも。

店主も、このテストだけが仕事ではないので、一旦店のOPENに合わせて、帰港しましたが・・・

どうも先ほどのセットが釈然としない。

25P・4ブレードでエンジンハイセットをすると暴れる。
戻ってからも、頭の中で計算しながら、直感を働かし・・・・

昼から急遽、沖に居る「船長」を呼び戻し、再度4ブレードプロップをセッティング。
しかもわざわざ、ピッチを上げて26Pに。
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4ブレードプロップは水を掴む分、3ブレードプロップに比べピッチを落としていかないと、回転を上げきれないのがセオリーです。
25Pを使ったテストの感触を感上げれば、このチョイスはナンセンス。

そう思いながらも、あの「アメリカ・デグレイレイク」で初めて乗ったリンクスのデータを振り返って、再度アタック。

同じFURY4でも、まったく走りが変わりました。
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エンジンをハイトセットしても、暴れにくく乗りやすくなる。
その分ハイトセットしやすくなり、TOPスピードも乗せやすくなる。

 

LYNX26P4

 

 

 

 

 

 

 

またガソリンが少なくなり、イコールコンディションではない物の、ライブウェルで調整して、出来る限り同じ重量に近づけた結果。

ハイセットした分、スリップ率がどんどん大きくなってきているのが、上記データから見ると一目瞭然ですね。

このように、知識や理屈だけではないのが、バスボートでありプロップの不思議な所。

今回の「リンクス」には油圧ジャックが搭載されているので、コントロールしやすい部分はあったのも事実です。

これが、マニュアルジャック標準だと、さらにセッティングは悩ましくなる事に。

明日には、最後のプロップが到着する予定。

そして何よりも、「荒天」の予報。

この荒れたコンディションでも、走りやすいそして、何よりも安全に走れるセッティングを見つけるのも、大きな仕事。

そして、新型艇に関しては、何もデータが無いところからのスタートになる。

ようやく見えてきた味付け。

そして何よりも、これだけの奥深さを味わえるのは「BassCat Boat」の良さでも、悪さでもあるのかも・・・

ただ、速く走れば良い・・・

そんなバスボートではなく、持っているポテンシャルを最大限に発揮できる環境を作るのが、私たちボートディーラーであろう。

「ワクワク」できるバスボートを乗りこなしていますか?

セッティングを出したバスボートを乗りこなすのが「キャプテン」である、ボートオーナーでもあるのだと、思います。

納艇の際に、これをしっかりと伝えられれば良いのですが「バスボートオーナー=釣り人」

釣りたくて仕方ない部分も多く、あると思います。

このシーズンオフに、ボートを休ませるのではなく、是非乗ってもらって、自身の最高の相棒となるように乗りこなしてみるのもこの時期の楽しみ方だと思います。
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シーズンオフメンテナンスと合わせて、パフォーマンスチェックも是非、お任せ下さいね!

オープン前の時間を使って、店主が一緒にチェックをさせて頂きます!